2024-04-122024年4月
〈国語〉MARCH志望向け 国語の勉強方法とは?
皆さん、こんにちは!!
武田塾飯能校の学習院大学へ通う文系講師です。
最近暑さから汗をかく機会が多くなってきましたね。
熱中症や体調不良には十分お気をつけください!
ところで、国語の勉強は順調に進んでいらっしゃいますか?
国語は全教科の中でも模試の得点率、偏差値ともに最も不安定で皆さんの中には国語に足して苦手意識がある方もいらっしゃることでしょう。
現代文ってどうやって勉強したらいいのか分からなかったり、
古文や漢文が何から手を付けたら偏差値が伸びるのか分からなかったりと
国語は他の科目と比較して「何したらいいのかわからない…」という状況に陥りやすいですよね。
そこで今回は夏までにやっておきたい国語の勉強について紹介します。
夏休みまでにやっておきたい国語の勉強
目標は基礎の完成!
いきなりですが、前提として英語と同様に夏休みまでに「基礎の完成」を目標に日々勉強してください。
どの教科にも共通することですが、基礎の理解が不十分ではその上にいくら応用を積み上げようとしても不安定なものとなります。
こうならないためにも、夏までに基礎を完成させて夏休み中盤から秋にかけて
安心して過去問演習に取り組めるように今のうちから万全な準備を整えていきましょう!
それでは早速、科目ごとに何をしたらいいのかを早速見ていきましょう。
現代文の夏休みまでやっておきたい勉強
現代文の勉強法を知ることから
冒頭にも書きましたが、皆さんの中には「現代文の対策がわからない!」
と思っている方がいらっしゃると思います。
確かに学校の定期テストと違って一度触れた文章が入試で出題されることはないので、
そう思ってしまうのも不思議ではありません。
しかし、現代文が得意になるための勉強法は存在するのです!!
現代文の勉強法
現代文の勉強法①:読み方、着目の仕方を学ぶ
まずは第一段階として「現代文の読み方、着目の仕方」から学ぶ必要があります。
具体的な参考書は
「田村のやさしく語る現代文」
「船口のゼロから読み解く最強の現代文」
などが挙げられます。
現代文の勉強法②:思考プロセスを真似して問題演習をする
これらに参考書の目的は
「田村先生、船口先生の現代文に対する着目点、思考プロセスを真似して演習問題に取り組む」ことです。
まずはこれらの参考書にトライしてみましょう。
これらの参考書を読み終えたら
「入試現代文へのアクセス・基本編」
に挑戦してみましょう。
この参考書の目的は「田村・船口で学んだ知識を演習問題で実践する」ことです。
※解答解説の取り扱い注意※
一点だけ注意が必要なのは「解答解説の熟読」です。
ありがちなのが問題を解いたこと自体に満足してしまって解答解説の熟読を飛ばしてしまうことです。
親切なことにこの参考書には「正解へのアクセス」という項目が各大問に設置されており、
現代文で高得点を取るための着目点、アドバイス等が掲載されています。
勉強するからにはきちんと細かいところまで熟読する習慣をつけましょう。
現代文の勉強③:漢字の読み書きをマスターする
現代文でしっかりと得点をするならば、漢字の勉強も欠かせません。
使用する参考書は「入試漢字マスター1800」です。
この参考書は書き・読み・四字熟語・共通テスト対策が完備されているため、
一冊だけで全ての大学の漢字対策ができる優れものとなっています。
入試漢字マスター1800の勉強方法
使い方としては、漢字の書きAと読みAを完璧にマスターすることです!
完璧にマスターとは?
①漢字の書き取りが出来る
②漢字の意味も一緒に覚えている
③類義語、対義語などの追加知識が身についている
以上の状態を指します。
ただただ漢字を5回書いたらOKというわけではありません。
古典の勉強法
夏までにやる古典の勉強を古文、漢文の順番に紹介します。
古文の勉強法①:古典文法を身に着ける
古文の点数が伸びない、低い方の特徴としては
古文の基礎が全く定着していないのが原因だと考えられます。
そんな方におすすめなのは
「岡本梨奈の一冊読むだけで古典文法の基本・覚え方が面白いほど身に付く本」
「やさしくわかりやすい古典文法」
となります。
これらの参考書の目的は「古文の基礎の完成」です。
特に「やさしくわかりやすい古典文法の参考書」では
歴史的仮名遣いや品詞の分類、活用などから説明が始まるので、
古文で点数が全く取れない方には非常におすすめの参考書となります。
古文の勉強法②:古文単語を覚える
古文の上達のために古文単語の学習は欠かせません。
武田塾として推奨している古文単語の参考書は「読んでみて覚える古文単語315」です。
文字通り古文単語が315個収録されておりどれも入試では欠かせない単語ばかりですので、
夏までにこの参考書の周回ができれば十分だと思います。
古典文法、古文単語ともに基礎を習得したら実際に古文の演習問題に挑戦してみましょう。
使用する参考書は「岡本梨奈の古文ポラリス1-2」です。
これらの目的は「これまで学習した文法、単語をフル活用して問題を解く」ことです。
現代文の演習系参考書の際にもお伝えしましたが、必ず解答解説を熟読して自分に足りないところの分析をするようにしましょう。
漢文の勉強法
続いて漢文ですが、漢文を受験で使用しないという方の方が多いと思います。
よって以下の内容は漢文が志望校の科目に含まれている方のみを対象に説明します。
漢文の勉強法①:句形、文法を覚える
漢文はまず「漢文早覚え速答法」という参考書を使用しましょう。
この参考書は漢文を習得するにあたって欠かせない文法、活用がとてもわかりやすく紹介されています。
まずはこの参考書を読んで漢文の基礎を完璧なものにしましょう。
漢文の勉強法②:演習を重ね、知識を定着させる
この参考書と同時並行で「ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習」
という参考書で理解を深めていただければ良いと思います。
最後に
夏を制するものは受験を制する
いかがでしたか?
皆さんもご存知の通り夏は「受験の天王山」です。
すなわち「夏を制するものは受験を制する」のです!!
夏休みが明けて秋に差し掛かった際に万全な状態で取り組めるように夏までの間勉強を頑張りましょう!!
最後まで閲覧していただきありがとうございました!!!
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皆さんの受験勉強が上手くいくように応援しています♪