2024-07-032024年7月
【大学受験】早慶・MARCHを受験するにあたっての準備
こんにちは!武田塾飯能校です。
受験生の皆さん!
新学年になり1か月ほど経ちますが、受験勉強は順調に進められていますでしょうか??
今回は、主に文系の受験生にむけて、早慶・(余裕をもって)MARCHに合格するために、
夏までにやっておくべきことについてまとめていこうと思います。
夏休みまでにやっておきたい準備
・英語
夏休み中は、MARCHレベルの参考書に取り組み始められるのが理想なので、
夏休みまでには、日大レベルまでの単語・文法・熟語・解釈・長文読解の基礎を固めておくといいでしょう。たとえば、
単語・・・シス単 1700まで95%以上の正答率
文法・・・ネクステージやヴィンテージ 文法と語法を95%以上解答できる状態
熟語・・・速読英熟語など 全範囲を95%以上正解できる状態
解釈・・・肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本や英文解釈の技術70など
読解・・・関正生のThe Rules 1,2や関正生の英語長文ポラリス1など
などの日大レベルまでの基礎的な参考書を夏休み前までに完璧に仕上げておくと、
夏休み中からMARCHレベルの勉強に着手することができ、
10,11月からは早慶レベルの参考書や過去問演習に少し時間的余裕をもって取り組むことができます。
もっと余裕をもって合格をぐっと近づけるためには
「夏休みに早慶の過去問を数十年分取り組むこと」を目標に計画の前倒しをしてみましょう!
・国語
現代文・古文・漢文も英語と同様、日大、共通テストレベルまでの
基礎的な参考書を夏休み前までに終わらせることができれば、
夏休みからMARCHレベルの参考書や共通テストの過去問に
スムーズにとり組めるようになります。
そして夏休み中に、MARCHレベルの参考書をある程度終わらせられれば、
夏休み明けから、余裕をもってMARCHの過去問や早稲田レベルの国語、慶應の小論文対策をすることができます。
・現代文
現代文は、夏休みが始まる前に
語彙・・・漢字マスター1800と現代文キーワード読解
読解・・・田村のやさしく語る現代文、船口のゼロから読み解く最強の現代文、入試現代文へのアクセス基本編
・古文
古文単語・古文常識・・・読んで見て覚える古文単語315
文法・・・富井の古典文法をはじめからていねいに、ステップアップノート30古典文法基礎ドリル
読解・・・岡本梨奈の一冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本
岡本梨奈の古文ポラリス1,2
・漢文
句形・漢字・・・漢文早覚え速答法
読解・・・共通テスト過去問など
ここまで終わっていればいいペースです。
ただし、漢文についてはおおよそ1-2カ月ですぐに完成するので、
日程的に厳しそうでしたら現代文→古文の優先度合いで
勉強を計画的に取り組みましょう!
・世界史・日本史
世界史・日本史は、夏休みが始まる前までに、通史までは確実に終わらせましょう。
ある程度全体の流れを押さえるくらいでOKです。
・世界史
大学入試 荒木誠の世界史Bが面白いわかる本(ナビゲーター、実況中継でもOK)
時代と流れで覚える!世界史B用語
・日本史
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本(原始・古代史、中世・近世史、近現代史)
石川晶康 日本史B講義の実況中継
時代と流れで覚える!日本史B用語
以上の参考書を夏休みが始まる前までに2,3周してみると、歴史全体の流れを掴むことができるはずです。
そこまでできたら、夏休み中は一問一答や共通テストの過去問に取り組みましょう。
歴史系科目の注意点
特に歴史系の科目で注意してほしいのは「暗記で終わらせない」ことです!
高校受験や学校の定期テストのクセが残っていると、「社会は暗記で大丈夫そう!」と油断します。
MARCHや早慶を目指している高校生の失敗談で特に耳にするのが「歴史系科目の完成の遅さ」です。
夏休みから始めるのでは到底間に合いません!
世界史であれば約6000種類もの語句を覚えて、他の語句との関連性をインプットしなければなりません!
一問一答のような形式であれば暗記でもいいのですが、受験の問題は「繋がりや関連性、なぜなに?」が中心に構成されています。
そのため、単純な暗記だけで乗り切ることが不可能になっているのがMARCH以上のレベルの大学の特徴です。
さいごに
目安ではあるけれど早めに取り掛かかろう!
これまで、夏までに終わらせたい参考書を挙げてきましたが、
もちろん「このペースじゃ遅いよ」と感じる受験生もいれば、
「このペースに間に合わない…どうしよう」という受験生もいると思います。
これはあくまで目安ですので、余裕がある人は気にせず進んで、
まだ追いつかなそうという人はこのペースに追いつけるようにこれから頑張っていきましょう。
現在の自分の状況に応じて、焦らずに受験勉強をすることが大切です。
2025年度入試からは入試が変化する!
2025年度入試では情報や公共などの新しい科目も出現することに加えて、
問題の構成がガラリと変わることや、出題内容が異なる形式として作られることが予想されます。
つまり、「浪人はハイリスク」な状態。
はじめから浪人を意識して受験勉強を取り組む人はいませんが、
万が一受験で失敗をしてしまった場合は、例年とは比にならないくらい過酷な状況での再スタートとなります。
今年中に決着がつけられるように、高校3年生は部活動が終わるのを待つのではなく、
早速今日からでもいいので受験勉強を開始していきましょう!
合格の最短コースは計画性と継続!
今年の高3生は先にも述べたように「絶対に浪人が出来ない年」の受験状況です。
そのため「下の下まで高学力の受験生は受験してくる」環境にもなります。
過去のデータを参照するのであれば、
早慶志望の人が大東亜帝国まで出願をしてくることが予想されますので
「学力が高い人がより合格の座席を奪っていく」環境になります。
そんな中でもしっかりと志望校合格を獲得するには「計画性」と「学習の継続」が
とても重要となってきます!
夏休みを迎える前に、ぜひ自分の最適な勉強計画を知ることができる無料の受験相談をご活用ください!