2024-04-15新課程

【新課程】高校数学”数学C”の内容と大学受験に求められることは?

こんにちは!
武田塾 聖蹟桜ヶ丘校・府中校です

今回の記事のテーマは
【数学Cの内容】です

従来の数学との違いは?

まず従来の数学ⅠA ⅡB Ⅲの5分野から
数学ⅠA ⅡB ⅢCの6分野体制となる点が
大きな変化といえます

このうち、特筆すべきなのがA・B・Cの3つです

数学C

数学Cの新設に伴い
ベクトル」「式と曲線」「複素数平面」が
こちらへ移行されることになりました

数学B

数学Bでは「確率分布と統計的な推測」が必須化され
標本調査や正規分布を利用した
仮設検定という項目が追加されます

これにより入学試験の内容としても
今まで軽視されてきた統計学的な内容が増え
統計関連の問題が再興する可能性は十分考えられます

数学A

数学Aは新課程から
図形の性質」「場合の数と確率」「数学と人間の活動
の3構成となりました

今まで存在していた「整数の性質」については
新課程「数学と人間の活動」に組み入れられています

2025年入試に関して

2025年入試の利用科目に関する予告
(新課程を前提とする入試が始まる時期)においては

数学Aの全範囲を出題範囲としている大学の方が多いようなので
やはり難関大学では整数分野の問題が引き続き出題されることが予見されます

また確率についても、期待値の内容が復活
活発に当該分野の問題が出題されることとなるでしょう!!

 

受験生に求められること

上記の通り数学の6分野について
大幅な変更が見られた新課程ですが
受験についてはどのような影響が考えられるでしょうか?

多くの難関私立大・国公立大からアナウンスされた
令和7年度入試の出題教科・科目の予告を鑑みると
理系は従前どおり6分野すべてから出題されるようです

また文系についても
ベクトルのみという条件付き
数Cが出題される大学が多数派でした

そのため文系であっても従来の数Bの範囲と変わらず
数列・ベクトルを学習範囲に含まれるものとして考えておいてよいでしょう!

共通テストの「数学Ⅱ・B・C」については
数列、統計的な推測、ベクトル、複素数平面から
3題を選ぶという形式になっていました

そのため文系は数列、統計的な推測、ベクトルを
選ぶこととなるでしょう

一方、理系は2次曲線・複素数平面について選択的になったため
試験本番の問題を見て自分の得意分野を選ぶことができたりもします!

まとめ

従来の数学から新課程の数学になり何がどのように変化し

大学入試もどのように変わっていくのかを
ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

数学ⅠA ⅡB Ⅲの5分野から
数学ⅠA ⅡB ⅢCの6分野へ

新設される数学C
ベクトル」「式と曲線」「複素数平面」が
従来の数学分野からこちらに移行され

数学Bでは「確率分布と統計的な推測」が必須化され
標本調査や正規分布を利用した仮設検定という項目され

数学Aは新課程から
図形の性質」「場合の数と確率」「数学と人間の活動
の3構成となりました

2025年以降に試験を受ける受験生の皆さんは
文系であれば共通テストの「数学Ⅱ・B・C」の
数列、統計的な推測、ベクトル、複素数平面から
3題を選ぶという形式

一方で理系での方は
2次曲線・複素数平面について選択的になったため
試験本番の問題を見て自分の得意分野を選ぶことが
できるようになりました

目指す大学によって、また文系・理系によって
対策方法も変わってくるので

受験生の皆さんは志望校に合わせて
対策を考えるようにしましょう!

また、これから受験勉強を始めていく
2年生、1年生の皆さんは

しっかり情報も入手しながら
学習に取り組んでください!

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